今月の酒 純米吟醸『いなたひめ強力』ひやおろし
2022年09月15日
秋上がりの美味しいお酒
純米吟醸『いなたひめ強力』ひやおろしが入荷します!
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秋、日本で一番・美味しい日本酒の季節がやってきました。
厳寒期に醸造された日本酒が、ひと夏を越して美味しく熟成しました。
秋上がりのお酒の、風味とまろやかさを存分に楽しめるのが「ひやおろし」。
人気&いちおしのお酒、純米吟醸「いなたひめ強力」ひやおろしをご堪能ください。
【取扱店舗】
八重洲店/霞が関店/稲田 コレド室町店/大手町店/パレスビル店(丸の内)
光が丘店/アトレ亀戸店/武蔵小金井店/米子店(鳥取県)
※店舗により酒器、価格が異なります。(詳しくはスタッフにお尋ね下さい。)
【ひやおろしとは…】
日本酒は、通常・2度の火入れをして低温加熱殺菌を行います。
お酒の劣化を招く可能性がある菌(火落ち菌)を殺菌する目的と、
熟成を促進していく酵素の働きを止める目的があります。
ひやおろしの語源は「冷や(常温)」で「卸す(出荷する)」から来ており
貯蔵前の1度しか火入れせずに出荷されます。
これは、秋になると年間を通じて涼しい蔵内部の温度と、外気温が近くなる為
2度目の火入れは実施しなくても、出荷する事ができるようになります。
「ひやおろし」は「秋の生詰酒」とも言えるのですが
円熟した香りと風味が絶品ということから、江戸時代から愛されてきました。
古くから楽しまれてきた、秋の味覚の一つともいえます。
【強力とは…】
鳥取県が誇る酒造好適米「強力米(ごうりきまい)」を100%使用して造ったお酒です。
明治~大正時代に 鳥取県内外で作られていた強力米は
穂丈が高く 粒が大きいため 生産が難しい、などの理由から
昭和に入ると 次第に農家の間で作られなくなっていきました。
鳥取県の地酒を造る、という酒造家の情熱と、
鳥取大学農学部・木下教授、地元の篤農家の方々の協力を得られたことで
平成に入り、約40年の時を経て「強力米」が復活を遂げました。
以降、鳥取県の酒蔵・農家・大学・酒販店などの有志で
「強力をはぐくむ会」を立ち上げ、種苗やブランドを保護し
強力の栽培から酒造りまでを行っています。
粒が大きいのは育てにくい反面・高精米に向いており、
吟醸酒造りに適しているともいえます。
幻の酒米と呼ばれる強力米で醸したお酒の味わいは爽やかで、
喉越しが良く、香りも芳醇。
稲田本店でも、強力を使った吟醸酒は人気があり、
長く愛されてきた『稲田姫』『トップ水雷』といった歴史あるお酒を抜いて、
今では 純米吟醸『いなたひめ強力』が不動の一番人気となりました。
なかでも、円熟した秋のひやおろしはオススメです◎!!
期間&数量限定の秋上がりのお酒。
お近くの稲田屋で、ぜひご堪能ください。
【取扱店舗】
八重洲店/霞が関店/稲田 コレド室町店/大手町店/パレスビル店(丸の内)
光が丘店/アトレ亀戸店/武蔵小金井店/米子店(鳥取県)
※店舗により酒器、価格が異なります。(詳しくはスタッフにお尋ね下さい。)