4年振りに開催☆酒蔵研修へ行ってきました~武蔵小金井店 岩島さん(Vol.2)
2024年02月15日
こんにちは、事務所田辺です。
先日のブログに引き続き、
武蔵小金井店の岩島さんの研修レポート、続きます。
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精米所にて精米機から出るぬかの詰め込み作業も経験させていただきました。
ぬかは精米歩合により、赤ぬか・中ぬか・白ぬか・特ぬかと4種類に分類され
精米機から排出されます。
それを袋に20㎏づつ手作業で袋詰めし、
農家さんなどに、肥料・飼料などとして売られるそうです。
精米所では専用の衣服を着用して作業し、作業後にエアブラシを2度全身に浴びます。
これはぬかの汚れ・菌などを蔵内に持ち込まないためとのこと。
当たり前なのでしょうが、衛生管理の徹底ぶりに驚かされました。
蔵で使われているほとんどの大型機材は昭和に作られたものが多いのですが、
全ての機械や部品を、自分たちで分解・清掃とメンテナンスをされていました。
酒造り全般が《菌を扱う作業》という事もあり、
洗剤は使わず、器具を一つ一つ手作業で熱湯消毒→ブラッシング
また→熱湯消毒と、気遣いの込められた作業が多かったのが印象的でした。
衛生面に関しては、当然のことながら飲食店に通ずる部分もあり、
自分自身も改めて、衛生の大切さを再認識する機会にもなりました。
未だに人頼りの手作業での仕事が多くある一方で、
酒米の水分保有量・日本酒度・アルコール度数のチェックなど、
研究や数値をもとにした化学的な仕事との共存。
現代の新しい物も取りいれていく柔軟な姿勢は、
日々の営業の中で、私もぜひ見習っていきたいと感じました。
この素晴らしい日本酒を、もっと多くの方々に知って飲んでいただけるよう
さらに稲田本店・稲田屋本店に貢献できるよう、日々精進して参りたいと思います。
稲田本店の全ての皆様に感謝を申し上げます。
この度は、本当にありがとうございました。
(左:水木しげるロードにて 右:ベタ踏み坂こと江島大橋)
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岩島さんは、蕎麦処いなたやの武蔵小金井店の店長です。
酒蔵研修一人目の門脇さんの上長でもあります。
お店のスタッフが同じ年に2名研修に参加したのは初めてかも?
ぜひお店で会ったら蔵のこと、観光のこと、いろいろ話を聞いてみてくださいね♫
きっと目を細めながら笑顔で答えてくれますよ。( *´艸`)
今回の研修で、杜氏、蔵人たちの 酒造りに対する想いやこだわりを
その目で見て聞いて感じた3名、酒造りだけでなく、お料理との組み合わせや
ご提案の仕方など、自分が一番驚くくらい?! 成果が出ていることと思います。
人生はパッションだ!! ぜひとも今後の活躍に乞うご期待です。
4年振りの酒蔵研修ブログ2024、
最後までお付き合いいただきありがとうございました。<(_ _)>