東京都立園芸高等学校 産学連携授業
2019年12月05日
11月19日と26日の2日間、
昨年もお世話になった東京都立園芸高等学校にて、
総料理長の吉田と、パレスビル店料理長の大根田が
食品科の総合実習に、講師としてお邪魔いたしました。
今年度のスケジュールは2週連続、ということで、
折角なので2週続けて「蕎麦打ち」の授業を行うことに。
~1日目~
まずは大根田がコツやポイントを説明しながら実技を見せます。
メモをしっかりとり、とても真剣な表情の食品科3年生のみなさん。
さて、実習です。
おそるおそる、こね鉢と麺棒を使って蕎麦を打ち始めます。
水の加減や打ち粉の量に戸惑いつつ、なんとか形に仕上がりました。
~2日目~
1回目では作業がぎこちなかった生徒さんも、
2回目の実習にはなんと!驚くほどに上達していて
講師並みのキレイな蕎麦を打てるようになっていました。
(しっかり予習、復習をしてくださった成果ですね!!)
混ぜる、こねる、丸める、伸ばす、切る…
文字で書くと簡単に見える一つ一つの作業ですが
その日の気温や湿度などによって、少しの違いが大きな違いを生みます。
料理は愛情、とよく言いますが、
真剣に、気持ちを込めて作ることで、それは自然とお客様にも伝わるもの。
生徒さんたちにそう伝えながら、
自身の背筋もビシッと引き締まった気がした2日間でした。
園芸高校の田川先生、大津先生、
また生徒のみなさん、ありがとうございました。
そして2日間、お疲れさまでした。
将来、この中から有名なシェフが生まれますように。
その際には、ぜひ稲田屋にも報告に来てください。楽しみにしております!