東京都立園芸高等学校 産学連携授業
2020年10月27日
10月20日と27日の2日間、
昨年もお世話になった東京都立園芸高等学校にて、
総料理長の吉田と、パレスビル店料理長の大根田が
食品科の総合実習に、講師としてお邪魔いたしました。
今年はコロナの影響もあり開催が危ぶまれていましたが
6名ずつのグループで、安全を確保しながら実習を行いました。
内容は…昨年も好評だった「蕎麦打ち」実習です。
まずは大根田がコツやポイントを説明しながら実技を見せました。
メモをしっかりとり、とても真剣な表情の食品科3年生のみなさん。
頭で理解をした後は、いよいよ実習です。
おそるおそる、こね鉢と麺棒を使って蕎麦を打ち始めます。
不思議なことに、講師の手と助言が入るとうまくまとまり始める蕎麦。
まるで意思を持った生き物のよう…と、皆さん驚いていました。
水の加減や打ち粉の量に戸惑いつつ、なんとか形に仕上がってきましたよ。
今年は打ったお蕎麦を皆で食べ、残りは各自 自宅に持ち帰っていただきました。
皆さんとても飲み込みが早く、上手に作られていました。
20日に視察に来られた、同窓会会長の宗村さんや、並川校長先生も、
皆さんの技術の吸収の速さに目を見張っておられました。
家でもぜひ今日のことをご家族に話しながら、笑顔で食べて欲しいです。
この中から、未来の蕎麦職人が誕生するかもしれません。
ぜひ今日のこの驚きや発見、感動を忘れずにいて欲しいと切に願います。
田川先生、大津先生、生徒のみなさんも、ありがとうございました。
また次回も、どうぞよろしくお願いいたします。