柳谷さんの酒蔵奮闘記 その3
2018年03月09日
本日は研修中の柳谷さんからお手紙が届きました!
写真と共にご覧ください。
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2月2日(金)PM 6:27
今日は、麹室作業の後に大吟醸の洗米を体験しました。
限定給水と言って、時間を計りながら水を吸わせ
米の含水率を一定に行いつつ米を洗う作業です。
まず、洗い篭にピッタリ10kgづつ米を分けて入れて行きます。
精米担当の小西さんとタイミングを合わせながら浸漬を行います。
今日の水温と米の元々の水分量を計ったうえで
浸漬時間を計算、目標水分量は132%です。
小西さんのスタートの合図でタイミングを合わせて篭を水に浸すのですが、
デリケートな作業な割に重たい仕事なので結構つらいです。
小西さんの洗米結果表を見てみると・・・
狙った通りの吸水率となっていますね!
小西さん曰く、
仕込みのスタート時点の吸水をしっかりやっておかないと
後の蒸米から麹造りに至るまでうまく行かないとの事、
力仕事の中のデリケートさを垣間見た瞬間でした。
仕事を終えて夕食の時間、稲田本店の皆さんと鍋を囲みました。
あまりお酒は強くない方なのですが今日は結構飲めました。
やはり蔵で飲むお酒は美味しい!
信木杜氏にもお酌させて頂きました。
最終日は昼で仕事を上がって、ちょっぴり観光。
美保関の石畳の小径を散策しました。
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《つづく》