『ネギ打ち名人コンテスト』開催!
2013年02月06日
皆さん、こんにちは。
お久しぶりです、料理開発室長の山崎です。
先日の土曜日に、調理場のスタッフを集めて
稲田屋 初の「ネギ打ちコンテスト」が開かれました。
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野菜を切ることを、専門用語で「打つ」と言います。
野菜の切り方はとても種類が多いのですが、
大きく分けて『剥き』と『打ち』の二種類があります。
「打ちもの」とは、材料をまな板にのせて切っていく事。
素材の円形を残す「輪切り」「半月切り」「いちょう切り」、
素材に角をつける「短冊切り」「拍子木切り」「さいの目切り」など…
そして細長い素材を端から薄く切っていく方法を「小口切り」と言います。
これらを称して「打ちもの」と呼びます。
つまり、ネギを打つので「ネギ打ち」と言うワケです。
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と、ここで山口営業部長から本日のルール説明が…
3分間の中で…
1、ネギ1本を小口切りする
2、水にさらす
3、器に盛り付けて完成!
と、それだけなら簡単に聞こえますが…(笑)
果たしてどうなりますやら???
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まず、第一グループ!
今年の春から副料理長に就任した品川店市川くんと、
新宿西口店主任の佐藤くん、品川店の戸澤くんの3人です!
みんな、いつも以上に気合いの入った顔付きです。
軽く緊張しちゃってますかね?大丈夫かなぁ…
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そして、続きまして…
紅一点♪大手町店阿部さんと、パレスビル店の菊地くん♪
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最終組は…
日本橋店、福間くんと道免くんが登場です!
ドキドキの…先輩後輩対決!?
そして出来あがりが…
器に盛り付けて、見た目も競うということは、
お客様に、お料理を舌だけでなく目でも楽しんでいただく…
当たり前のことですが、調理人の想いもお届けする、ってことなんです!
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種明かしをすると…
このコンテストは、ただ単に速さを競うものではなく、
切ったネギの量や質、また包丁を握っている姿勢など…
いろいろな角度から審査していたんですよ!
というのも…
まだ今は若手の皆さんもいずれ、
カウンターに立ってお客様の目の前で仕事をする日がきます。
その時に、必要以上に緊張したり、変な姿勢で包丁を握っていたら
稲田屋の、その店の看板を背負って立つのにふさわしくない!となりますよね。
日頃から、技術面の上達はもちろんですが、
気持ちの上でも調理人として成長していって欲しい!
という願いを込めて、このコンテストを開催したんです。
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山崎室長、ありがとうございました!
当日は、全体の総評だけで終了したそうです。
結果は、2/17に行われる「稲田屋親睦会」にて発表!
さて、誰が第一回ネギ打ち名人に選ばれるのか!?
また改めてこの場でも結果を発表したいと思います。
皆さん、ドキドキのコンテスト、お疲れさまでした。
日頃の小さな努力の積み重ねが大切なんですね。
これを読みながら、背筋をピッと伸ばした方(私か!笑)、
毎日鍛練しながら?日々を元気に過ごしていきましょう!
…以上、最後はタナベのつぶやきでした!