戸崎さん手作りの「ささまき」が届きます。
2014年06月09日
こんにちは、事務所の田辺です。
今日、米子の戸崎さんから
「ささまき送ったよ~」と連絡がありました。
事務所にはお子さんのいる
諸先輩方がたくさんいらっしゃいますので…
皆さんで食べてください、と送ってくださったそうです。
(もちろん、数日中には お店にも届くはずです)
一緒に、メッセージと写真も届いたので
皆さんに、特別に公開させていただきます。
さてさて…そもそも「ささまき」って
いったい、どんなもの? 見てみたいですよね??
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こんにちは、米子の戸崎です。
こないだ ささまきを作ったので、
たくさん、東京のお店に送りました。
ジャーン!これが「ささまき」。
東京では、端午の節句に
「粽(ちまき)」ではなく、
「柏餅」を食べる、と聞いています。
こちらでは、6月のアタマに
月遅れの端午の節句ということで、
ささまき(だんご)を各家庭で作ります。
.
事務所の人に「ぜ~んぶ手作り」って言ったら
なかなか信じてもらえなかったので(悲しいです)
今回は写真つきで皆さんに見ていただこうと思います!
まずは、大山に笹の葉を採りに行きます。
今の時期、結構大きく育った葉があるんですよ。
そして、とってきたのがこちら!
笹の葉と、右にあるのが
紐の代わりに使う「トウシン」です。
※灯芯草(トウシンソウ)=油で明りを採っていた頃に
この花茎の髄を燈芯として使ったことに由来する。
今でも 和ロウソクの芯の素材として用いられている。
一枚一枚、丁寧に洗って、
下ごしらえをして、準備完了です。
そして、粉からこねたお団子を
軸に刺して笹の葉で巻いていきます。
今回は本巻きという、正式な包み方。
一つのお餅に対して、笹の葉を5枚使います。
まきまき…
まきまきまき…
上はクルリとして、トウシンで止めます。
トウシンの花?ふぁしゃっとしてる
上の部分をちょこっと出るようにして
結ぶのがかんざしみたいでポイントです。
我ながら上手にできました。
見事な出来栄え!やるな、オレ。
真面目な話、この本巻きという方法、
巻くことの出来る人がどんどん減っているそうで。
こういう文化は大切に守っていきたいですよね。
これを、たっぷりなお湯で茹でて…
柔らかくなったらできあがり、です。
東京には冷凍にして送りますね。
大きな鍋で湯がいてください。
お好みで、砂糖醤油やきなこをつけて。
(我が家の子供たちには、砂糖が一番人気です)
皆さんも、お店で見つけたら、
ぜひぜひ、この「ささまき」ご賞味ください。