玉川さんの酒蔵研修奮闘記-2016-
2016年02月29日
皆様、こんにちは
稲田屋事務所の寺田です。
個人的にも楽しみだった酒蔵研修奮闘記-2016-ですが、
今回のBlogがまとめになります。
次回、皆様にお会いするのは2017年の春先でしょうか。
2016年、他の奮闘記はこちらからご覧頂けます。
酒蔵研修奮闘記-2016-
佐藤さんの酒蔵研修奮闘記-2016-
渡辺さんの酒蔵研修奮闘記-2016-
蔵元 稲田本店 成瀬社長が稲田屋スタッフの懇親会にお越しくださり
ご挨拶で、
「今年も稲田屋のスタッフが蔵にお越しになったがその中でも玉川さんの
笑顔が印象的で本当に楽しそうに仕事をされていた」
とお話しくださいました。
そんな玉川さんの研修レポート!
楽しみです。
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稲田屋本店 酒蔵研修レポート
四季と酒の蔵 稲田屋 秋葉原店
玉川貴之
研修期間:平成28年2月2日〜6日(5日間)
おつかれさまです。
この度、2/2(火)〜2/6(土)の五日間、稲田本店に蔵元研修に行かせて頂きました。
本当にありがとうございました。
実際の酒造りを現場で体験させてもらい、
杜氏の信木さんや蔵の皆さんと寝食を共にすることで、
店舗にいるだけでは分からなかった日本酒の事を肌で感じることが出来ました。
【現場で教わった(体験させて頂いた)主な仕事】
蒸し米・洗米・切り返し・盛り・水汲み・酒粕剥ぎ・酒粕タンク詰め
・タンクの洗浄・構内清掃・もろみ造りなど。
【感じた事】
・どの仕事からも「酒米を一粒たりとも無駄にしない」という姿勢を蔵人全員から伝わってきた。
・自分の持ち場の仕事を全うし、進んで他の人の仕事も手伝う意識
がしっかりしている。
・仕事と休憩時間のメリハリをしっかりとつけ、整理整頓を徹底し
て行っている。
【自店舗で活かす事】
・体験した仕事や、学んだ日本酒造りの知識や工程を、お客様との
会話で活かしていきます。
・今回の体験で得た事をスタッフに伝えて、お客様とのコミュニケーション作りに
活かしてもらいます。
・一つ一つの仕事に意味を持たせ、仕事への姿勢を常に持って、
業務に取り組んで行きます。
また、スタッフにも伝えて参ります。
・店内美化・整理整頓を常に心がけて参ります。
以上
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玉川さんおつかれ様でした!
今年は、3名のスタッフが無事に酒蔵研修を終える事が出来ました。
お迎えくださった蔵の皆様、スタッフが不在の間に店舗を支えて下さった皆様、
各手配をしてくださった事務所の皆様、
そして、稲田屋の料理、お酒を楽しみにお店に足を運んでくださるお客様。
皆様の支えがあってこそ、酒蔵研修に出向き、学ぶ事が出来ます。
本当にありがとうございました!
自分たちが提供する稲田本店の日本酒に理解を深め、
実際に作業に加わる事で酒造りの工程を言葉だけではなく
肌で感じる事が出来る酒蔵研修。
玉川さんのレポートを読みながら、それぞれの店舗に持ち帰る経験は
実際に触れた工程それ以上に価値があるように感じます。
『酒造りとは心が全てである』
稲田本店 杜氏 信木 真一さんの言葉です。
私たちスタッフは、お客様の笑顔に直に触れる事が出来ますが
それは多くのスタッフのひたむきな努力のうえに成り立ちます。
例えば、事務所では毎日店舗で実際に腕を振るう役員を見送りますし
今日は◯◯店で深夜作業があってさぁ〜と泊まり込みに出かける役員もいます。
店舗が賑わう時間になると、常連さまにご挨拶にと社長始めとする役員連中が店舗に
向かいます。
そして当然ですがそれぞれの店舗には
調理場、ホールに多くのスタッフが居り実際にお客様をお迎えしています。
誰もが真剣に稲田屋を利用していただくお客様のことを考え、
自分の役割を全うする。
そんなスタッフの皆さんと心を繋ぎ、一緒に働ける事を誇りに思います。