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大津さんの蔵元奮闘記

2019年06月07日

鳥取県 米子市にある 蔵元「稲田本店」での酒造り体験、
ラスト4人目は新宿西口店の大津さんです!

以下、大津さんからの研修報告です。

■新宿西口店 大津さん
■研修期間  【2月11日~15日】

~洗米と吸水作業~
3種類の精米歩合や使用用途の違う米を、10~12キロざるに量って分けて桶に溜めた水で洗浄しました。
その後、吸水率が130%になるまで吸水させていきます。1%の誤差で仕上がりが変化してしまう為とても大事な作業です。



~清掃~
洗米後はブラシ・ざる・ホース等全てのものを綺麗に洗浄します。
残留物が付着しないように洗剤や塩素系の漂白剤は一切使用せずにピカピカになるまで磨き上げます。



~切りかえし~
麹室での作業では、水分が抜けて固くなったお米の塊をほぐします。
力もある程度必要なうえに腰の負担も大きく、翌日起き上がるのがつらくなるほどでした。



~食事~
仕事終わりの食事はホッとする瞬間。
酒蔵に着いてからずっと思っていたのは、とても優しく温かい人たちばかりだなという事でした。
過酷な毎日の作業の中で私のような初心者に丁寧に仕事や日本酒について教えてくれることもそうでしたし、 休憩中皆さんと話している時も気さくに話しかけて下さり緊張もすぐにとけました。



~5日間の研修を振り返って~
まず一番に、私たちが普段からお客様に提供しているお酒に愛着がわきました。
実際に米がお酒に変わるまでを見て、触れて、嗅いで、飲んで、自分の手元に届くまで様々な手を渡り歩いてきていることを実感しました。

次に、 お客様との会話に使える情報をたくさんいただきました。
同じ米を使い、条件が同じでも麹菌の種類を変えると味わいがかなり違ってくること、通常の作り方とは異なるお酒もつくっていること。

その他にもお酒を作る工程で起きる現象や仕組みなど様々な情報を教えて頂きました。
これらの情報でお客様にさらに楽しんで頂ける環境づくりをしていきます。

~最後に~
休日にもかかわらずご飯を作ってくださった成瀬社長、夜ご飯や晩酌に付き合って下さった信木杜氏をはじめとした蔵人の皆さま、何かと気にかけて下さり最終日には観光にも連れて言って下さった築谷部長、皆様には 様々な貴重な体験をさせて頂き感謝してもしきれません。

東京にお立ち寄りの際は稲田屋にお越しください。
この度は誠にありがとうございました。    新宿西口店 大津
-----
大津さん、お疲れ様でした。

稲田屋からは4名のスタッフが
蔵元に向かい、無事に研修を終えることができました。

蔵の皆さま、支えてくださっている皆さま、
応援してくれるスタッフ、そしてたくさんのお客様。
本当にありがとうございます。

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