五月女さんの酒蔵奮闘記 その3
2018年03月17日
《前回のつづき》
五月女さん、無事に研修を終えて稲田屋 新宿西口店に戻りました!
蔵元研修の感想とご本人によるレポート(一部抜粋)にて
酒蔵奮闘記を締めさせて頂きます。
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■感想
稲田本店で、酒蔵・瓶詰め工場・出荷場が同じ敷地内にあることで
とても行き来がしやすく、どの部署の方ともコミュニケーションを
取りやすい環境にあることに驚きました。
自分の中でもっていたぼんやりとしたイメージは、日本酒は蔵で作られて、
瓶詰めや出荷は別のところに運ばれて行われていて…と
完全に別の場所で行われているイメージだったので
「すべて繋がっているんだ!」と驚きでした。
また、精米所を見学し、日本酒造りは精米から始まっているのか…と
改めて感じたのと日本酒を売りにした店で働いているくせに
自分は本当に何も知らなかったのだな…と痛感した瞬間でした。
研修中、学生時代ぶりに大汗をかきましたが、
日本酒造りは常に集中し、様々なことに注意する必要があるので
一日の作業を終えてTシャツを着替える時はほっとしました。
4日目に仕込み用の水汲みへ出掛けました。
日本海側に大きな雪害を及ぼすほどの大寒波のあと、
米子も3日間ずっと雪が降り続いて寒かったのですが
この日は久々に雲もなく快晴でした。
道は荒れていましたが道中に見えた大山がとても綺麗でした。
片道40分ほどかけて山麓にある水汲み場に到着しました。
雪かきを行ってから大きなタンクに水を入れる作業、
大きな自然に囲まれた山々の中、
湧水は本当に綺麗で神聖な気持ちになりました。
これも忘れがたい体験です。
日本酒造りは伝統的な文化であり、
職人の皆様が日々努力しながら行っている工程を間近で見学・体験し
今まで以上に「稲田姫」をもっと多くの人に飲んで頂き知って頂きたい」
という気持ちが強くなりました。
今後とも「稲田姫」の魅力をより多くのお客様に知っていただけるよう尽力して参ります。